景気が良くなっていると言われている昨今ですが、実感のある人は多くない気がするのは何故でしょう。
その動向はつかみにくいもので、景気と言うのは、後から振り返れば良かったのか悪かったのか判断も出来ますが、現在そのものでは見えにくいものだからかもしれません。
元々、景気と言う言葉自体、例えば英語などでは正確に現すことが出来ないようにも言われるほどですから、本来、大変日本的なつかみにくい事柄なのかもしれません。
景気の動向が気になるのは、そんなにつかみにくいものなのに、それが自分の未来の有り様を確定しかねないからでしょう。
たとえば私などは微妙にメディアや出版の仕事を手掛けていますが、景気の動向によって企画の通り方は無論、書籍などの売れ筋も大きく作用されます。
それも、実際の景気の動向と言うよりは、景気の動向を計ろうとする人々の心情によって左右されると言う感じの方が強いかもしれません。
景気が悪い方が売れる書籍も当然ありますし、景気の良さの向かう方向で、無論売れ筋も変化します。
景気の動向を読むのは、紛れもなく経済の学問上のことでしょうが、時々、まるで長期に渡る天候か何かのように感じられないでもありません。
変わりやすいお天気の方が、まだ予想しやすいかもしれませんが。
